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Scott Smith2020年8月26日

COVID-19禍で必要不可欠になった施設管理者

学生を活気ある大学キャンパスに戻し、安全を確保するにはどうしたらよいでしょうか?COVID-19に対応する手順を適切に維持しながらジムを再開するにはどうすればよいでしょうか?営業を中断することなくオフィスを安全に再開するにはどうすればよいでしょうか?COVID-19によって世界のあり方が変わり続ける中、施設管理者はこれらの問題に取り組まなければなりません。

世界的にパンデミックが続く中、多くの企業の役員会で重要課題が浮上しています。テーブルに施設管理者の席はありません。しかし、多くの企業にとって活動するには施設が必要です。

施設管理者が組織内で危機管理の役割を担い、恒久的かつ戦略的な指導者の地位を維持することを許されなければなりません。

施設の視点を変える

多くの場合、施設管理(FM)部門は戦略的パートナーではなくコストセンターとして分類されます。実際のところ、施設管理部門は事後対応型の保守管理とコストのかかる修理の制約があり、組織に価値をもたらす大きな機会があります。予防型の保守管理、エネルギー管理、サステナビリティを通じて、施設管理部門は入居者の安全を確保しつつ、会社のコストを節約できます。

現地の規制によって営業の段階的再開が可能になる中、ビルの入居者は施設チームの重要性を認識し始めています。CEOや社長は会社の前面に立って声高に主張する立場であるかもしれませんが、その場所を安全にしているのは、舞台裏で休むことなく働くエンジニアです。

COVID-19に適応する

施設管理チームは、おなじみのテーブルの席を得るだけでなく、その提案に真摯に耳を傾けられ、採用される必要があります。病院であれ、食料品店、ジムであれ、あらゆる施設にはそれぞれに、COVID-19の感染拡大を防止するためのベストプラクティスがあるようですが、施設の専門家がベストプラクティスとして真に推奨する方法は数えるほどしかありません。

空気ろ過 - 依然として、科学はウイルスに追いつこうとしている段階ですが、空気中に浮遊するウイルス飛沫を介して伝播することはよく知られています。つまり、密になるオフィススペースはウイルス感染上非常に危険な環境ということです。世界のさまざまな研究論文を対象にした2016年の分析によると、インフルエンザ感染の約16パーセントはオフィスで発生しています。ウイルス粒子を空気から取り除ける適切な空気ろ過システムを用意するためのコストとその管理は非常に高額であるため、優先的に考えられる方法は適切な換気です。

換気 - これは比較的簡単ですが、空気ろ過よりも快適さで劣ります。とはいえ、換気がウイルス伝播を最小限に抑える上で効果的であるためには、100%の換気が必要です。このことは、完全に換気できるよう、すべてのドア、すべての窓、すべてのダンパーを開放するということです。この場合、暑い季節や寒い季節には、ビル入居者が極めて不快になる可能性が高く、一定の冷房温度を維持する必要がある設備(コールセンターに見られるような設備など)にとってはリスクが生じることを意味します。

営業調整 - 空気ろ過と100%の換気が非現実的である場合は、閉鎖空間における営業のあり方に対する大幅な調整が必要になります。共有スペースの閉鎖、スケジュール調整、指定施設における特定の時間帯の人数制限などといったことです。

今後はまだ不明確ですが、確かなことが一つあります。それは、こうしたことに施設管理者は不可欠ということです。再開を急ぎすぎたり、適切な予防策を講じていない施設は、将来、深刻な結果に遭遇する可能性があります。入居者の安全よりも利益を優先したことが明らかになれば、企業は財務面でも評判の面でも多大の損失リスクにさらされます。施設管理者を戦略的パートナーとしてみなし、あらゆる段階で相談すれば、全員にとって安全な環境になります。

COVID-19によって高まる施設管理者の認知度。記事をお読みください。

Scott Smith施設およびデータセンター産業担当主任  Scott Smithは、当社の施設およびデータセンター産業の担当主任を務めています。主に大学、データセンター、製造、製薬、および米国政府施設の全域でデジタル価値の導出に取り組んでいます。現在は、施設チームと協働でPI Systemを統合する任務に取り組んでいます。この事業では、業務インテリジェンスのデータインフラストラクチャを有効化し、資産の可視化とリアルタイムでのデータ主導型意思決定機能の確立を図ります。
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